人はストレスがまったくないと返って不安になる

ストレスは自律神経を乱れさせたり、体調悪化や病気の原因ともなり重大な問題ですが、だからといってまったくない状態が健全かというとそれも違います。運動と同じで、やりすぎてしまえば過労になりますが、まったくないとそれはそれで体の機能が衰えてしまうのです。ストレスにも同じことが言えます。ほどほどのストレスがある方が、そのストレスに対処するための意欲を湧き上がらせ、モチベーションに繋がるという側面もあるのです。全ての課題から逃げるのではなく、ある程度解決の目処が立ちやすい課題だけは「やることリスト」に残しておくのが良いでしょう。もちろん無理な課題は一人で抱え込まず逃げてしまうか、誰かに協力してもらうのが良く、自分を追い詰めすぎず、かといって甘やかしすぎないラインを探ってみるのが良いでしょう。

実は自分を甘やかしすぎても意味がない

ストレスが溜まって辛いからこそ自分を甘やかそう!と全力で自分を甘やかしても、実は返ってストレス解消の効率は悪くなってしまいます。ストレス解消が必要なほどストレスが貯まる環境に居た体は、急に思い切り甘やかしても「こんな状況に居て良いのか?」と自分を甘やかすことその物が不安やストレスの元になってしまうからです。甘やかすこと自体がストレス源になってしまうのは本末転倒でもあるので、甘やかしすぎず、自分が一番「このくらいなら悩まずに受け取ることが出来る」というラインのストレス解消を行うのがポイントです。人によってどのくらい自分を甘やかしても良いのかのラインは異なるので、ほうぼうで紹介されている甘やかしラインはあまり参考にせず、自分なりのラインを探りましょう。